今年の目標は、昨年の1.5倍の応募数(あ、言い過ぎました)

広報専門員の清水奈緒美が、新行政課で「職員提案」を担当する平沼春菜さんにお話を伺いました。

 

「職員提案」って何ですか?

平沼さんを訪ねると、担当事業のファイルはもちろん、広報専門員に関する資料までたっぷり準備をして迎えてくれた。
う~ん、フレッシュだなぁ。今回、「職員提案の募集も兼ねて、取材に来てください」とうれしい電話があった。もちろん、本人からの電話ではなかったが(笑)。

入庁1年目の平沼さんは、農林水産技術総合センターなど試験研究機関の総合調整や職員提案を主に担当する。私は知らなかったのだが、職員提案といっても募集するアイデアには「働き方改革」、「行政サービスの向上・改善等」といくつかジャンルがあるそうだ。

10年にわたる行財政構造改革に一区切りのついた今年度は、新しい募集ジャンルも設けている。「今までは行財政構造改革の期間ということもあって、“経費節減” や “ケチケチ大作戦” のような提案を募集していましたが、今年は『兵庫2030年の展望』のめざす姿の実現に向けた施策提案も募集しています。でも、今のところ、募集は多くないんです…」と不安げな平沼さん。なるほど、それで私に依頼があったわけか(笑)。

 

私なら、“ブレイクの導入”を提案します!

ここ数年は毎年、100~140件ほどの応募があり、その中から10件ほどを採用している。身近なところでは、1号館のエレベーター扉に広告を掲載するアイデアや、広報紙「県民だよりひょうご」にQRコードを記載するアイデアなどがある。

県庁舎エレベーター扉を広告枠に活用

「ITに詳しい方が庁内ペーパーレス化の提案をされたりと、得意な分野の案を出す方もいますが、専門性があるなしに関係なく出してもらえればと。『もうちょっとこうだったら働きやすいな』といったことでもいいんです。私が新人だからかもしれませんが、新人さんだから気づくこと、あると思うんです」。なら、「平沼さんなら、どんな提案する?」と聞くと、「音楽を流したりして、気分転換できる “ブレイク” の導入ですかね! 学生時代、県庁に職場見学に来た時、『なんだろうこの空気は』と感じたんです。ブレイクで会話が生まれて、オープンな雰囲気というか、意見しやすいような空気になれば、『県庁は何しているか分からない』ムードも和らいでいくんじゃないかと思います」。

 

義務でも宿題でもない「提案」をするその心は・・

ふと、「応募する職員さんは、どういう気持ちでされるんだろう」と思う。
宿題ではないのに時間を割いて書類をしたためるのだ。図書カード狙いだけではできない。やっぱり「県や県庁を良くしたい」気持ちが根幹にあるからなのだろうと思う。政策に関係する課にいようがいまいが、誰でも提案できる。県職員100人いれば100色のキャリアがある。きっと、そのキャリアでしか発想しえない何かがあるだろう。人類が選挙権を勝ち取ってきた歴史とは、わけがちがうかもしれないが、“変えられる権利がある” というのは、恵まれたことではないのだろうか。平沼さんの理想は、いつか県職員全員が提案すること! さぁ、みなさんはどんな気づきを実現させていきますか。

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