むかし、むかし、あるところに……

あれは、いつの時代のことじゃったか。

異国から、ヒトとモノと夢を乗せた船がやってくる、新しい港。まばゆく光り輝く、銀の山。山深く太陽を照り返す、黒豆に栗。国生みの神話、神に捧げる人形浄瑠璃。街道をゆく、織物、皮革、そうめん、醤油、刃物そして塩……。

いろとりどり、豊かな五つの国があつまって、「ヒョーゴ」と呼ばれるようになったそうな。

 

それから、150年がすぎた。

幾たびか、大きな災害もあった。変わったものがあり、変わらないものもある。

私たちは、生きてきた。泣き、佇み、天を仰ぎ、それでも前へと一歩を踏み出し、隣り合う者と手を携え、よし、いこう、いくしかないよね、と優しく微笑み。

そんなひとびとが、ヒョーゴをつくってきた。そんなひとびとが住まう五つの国は、150年経っても「ゴコク」として、土地のひとたちから愛されているという。

 

拾うぜ、ヒョーゴ!

そんな2018年のヒョーゴに、3人の異邦人がやってきた。ひとりは、長崎から(スペイン経由で)。ひとりは、大阪から(道頓堀経由で)。ひとりは、どうやら、ロボットの国から。

はじめてのヒョーゴに、彼らは驚く。「わ、めっちゃ素敵やん!」

 

こんにちは。
私たちは、2018年度にスタートした、兵庫県広報戦略室メンバーです。

民間人でありながら兵庫県職員でもある。それぞれ自分の会社を経営しながら、週に数日、兵庫県庁で働いています。「はんぶんオフィシャル、はんぶん自由人」という視点で、ご縁をいただいたヒョーゴの魅力を、どんどん勝手に拾っていこうとしているところです。

 

なので、教えてくださいね。

とはいえ、うすうす気づいてきたけど、ヒョーゴは魅惑のパラダイス。私たちだけでは、ぜんぜん拾いきれません。

なので、ぜひ教えてください。あなただけが知っている、ヒョーゴの魅力。あなただけにしか語れない、ヒョーゴの素敵なところ。

 

一緒につくれたらいいな、心からそう思っています。

豊かなヒョーゴの、いろとりどりの幾つものヒストリーを。そして、あなたの手が紡いでいく、未来へのストーリーを。

 

 

兵庫県広報官 湯川カナ

 

◆メンバー紹介◆

 

◇湯川カナ(広報官)

1973年、長崎出身。

早稲田大学在学中、Yahoo! JAPAN立ち上げにかかわる。その後、スペインでライターとして10年過ごした後、神戸に移住。女性や若者の社会参加促進を目的とする学びと社会実験の場をつくりつづける。誰もが、その手で、未来を切り拓けるように。

口ぐせは、「やればいいのだ」。

 

 

◇瀧大補(メディアディレクター)

1984年、神戸市出身。
インタラクティブ・エンジニア。……って、なんだ?

奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科でロボット工学を学んだ圧倒的な専門技術と、いわゆるデジタルネイティブの感性で、アグレッシブにデジタルと人間がつくる可能性を試し続ける。

座右の銘は、「創造力が人を進化させる」。

 

 

◇有田佳浩(編集デザインディレクター)

1965年、大阪出身。
編集者。

本当に必要な情報が、既存のメディアになかったから――。大阪大学工学部在学中、フリーペーパーの発行を開始。そのまま自身の編集プロダクションを立ち上げ、以後、紙の時代からデジタルの時代まで、編集一筋で、社会に問いを投げかけ続ける。

「編集」とは? ……「Love&Peace」

 

 

◇高曽根里恵(広報専門員)

徳島出身。テレビ高知アナウンサーから、結婚をきっかけに播磨の住民に。

兵庫県広報専門員に就任後は、サワラ漁師さんと深夜の荒波に漁に出て、船酔いのカメラマンを傍目に釣り上げたサワラを手づかみしたり、美味しいもののためなら身体を張った取材を敢行。

日本酒が好き。映画が好き。食べるのが好き。演劇が好き。日本酒が好き。

出産のために2018年9月末、3年半つとめた広報専門員を退任。しばらく日本酒が飲めないのが残念。

 

 

◇清水奈緒美(広報専門員)

但馬国・香美町出身。ぶっちぎりの”麗しの登竜門”「フラワープリンセスひょうご」出身。

カレー好きが高じて(?)ヒンディー語を習得、ボリウッドダンスをたしなむ。

なお”初心者”というロードバイクは趣味の域を超え、第1回アジアパシフィックマスターズゲームズ2018(ペナン大会)に出場。ぶっちぎりのトップクラスタイムでゴールするものの、衝撃の「未完走」認定。あらゆる意味でぶっちぎってます。